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日主(にっしゅ)とは — 四柱推命で「自分」を表す日干の意味と出し方

日主(にっしゅ・日干)とは、四柱推命で生まれた日の天干(てんかん)のことで、命式の中心=自分自身を表す文字です。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類があり、五行(木火土金水)と陰陽の組み合わせで性質を読みます。生年月日だけで出せます。

10種類の日主

日主読み五行・陰陽たとえ・読み方の目安
甲きのえ木・陽大木。まっすぐ伸びる、筋を通す
乙きのと木・陰草花・つる。しなやか、粘り強い
丙ひのえ火・陽太陽。明るい、隠しごとが苦手
丁ひのと火・陰灯火。集中、細やか
戊つちのえ土・陽山。動じない、包み込む
己つちのと土・陰田畑。育てる、面倒見
庚かのえ金・陽鉄・刃物。決断、鍛えられる
辛かのと金・陰宝石。繊細、磨かれて光る
壬みずのえ水・陽海・大河。流れる、つなぐ、自由
癸みずのと水・陰雨・霧。静か、浸みこむ

日主の出し方(計算式)

日の干支は60日で一巡します。基準日からの経過日数を60で割った余りで決まるので、生年月日だけで出せます(時刻は不要)。当サイトはユリウス通日から日柱を求め、lunar-python の日干支と150件で一致することを確認しています。

注意:23時以降の生まれを翌日として扱う流派(夜子時)があります。当サイトは日付そのままで計算しています。

十神(じっしん)は日主との関係で決まる

命式の他の干(年・月・時の天干や地支の蔵干)を日主から見た関係で10種類に分けたものが十神です。

日主との関係十神(陰陽が同じ/違う)読み方の目安
同じ五行比肩/劫財自分・仲間・独立
日主が生じる食神/傷官表現・才能・楽しみ
日主が剋す偏財/正財お金・行動・成果
日主を剋す偏官/正官責任・役割・規律
日主を生じる偏印/印綬学び・支え・知恵

当サイトのあなたの羅針盤では、生年月日(+出生時刻・性別)から四柱・十神の分布・大運を端末内で計算し、五段のうち「陰徳」は日主の五行、「努力」は十神の型で出し分けています。動画は宿命の棚に。

日主10種の読み方(当サイトの解説文)

四柱推命の一般的な象意をもとに、職業に偏らない言葉で書き直したものです。日主だけで人を決めつけない前提で読んでください。

日主 甲(きのえ)・大樹

まっすぐ天に伸びる大樹にたとえられる日主。向上心と正義感が強く、筋の通ったことを好む。周りを包み込むおおらかさもあり、頼れる柱として人が集まりやすい。曲がることが苦手なぶん、信念を持って進む場面で力が出る。

向くこと:方針を示し、筋を通してチームを引っぱる役に向く。
気をつけたい傾き:意地を張って、柔軟な方向転換が遅れる傾きがある。

日主 乙(きのと)・草花

しなやかに伸びる草花や蔓にたとえられる日主。環境に合わせて形を変えながら、確実に根を張って広がっていく。人当たりがやわらかく、協力者を得て目標に近づくのが得意で、逆風にも折れにくい粘り強さを持っている。

向くこと:周囲の協力を引き出し、しなやかに目標へ近づける。
気をつけたい傾き:周りに合わせすぎて、自分の意思が見えにくくなる傾きがある。

日主 丙(ひのえ)・太陽

空に輝く太陽にたとえられる日主。明るく開放的で、分けへだてなく周りを照らす温かさがある。人前に立つほど力が湧き、場の雰囲気を一気に明るくする。隠しごとが苦手な正直さも、信頼を集める理由になっていく。

向くこと:場を明るくし、初対面の相手とも打ち解けやすい。
気をつけたい傾き:勢いで引き受け、あとで手が回らなくなる傾きがある。

日主 丁(ひのと)・灯火

夜を照らす灯火やろうそくの火にたとえられる日主。静かな情熱と細やかな気配りを持ち、身近な人の心を温める。ひとつのことに集中して深める力があり、繊細な感性で物事の良さを見つけ出し、ていねいに人に伝える。

向くこと:一人ひとりに寄り添う提案や、丁寧な説明に向く。
気をつけたい傾き:気持ちが内にこもり、不満をため込む傾きがある。

日主 戊(つちのえ)・山

どっしりとそびえる山にたとえられる日主。包容力と安定感があり、周りが安心して頼れる存在になりやすい。簡単には動じない落ち着きを持ち、時間をかけて信頼を築く。大きな役割を引き受けるほど持ち味の重みが増していく。

向くこと:トラブル時も動じず、周囲を落ち着かせる支柱になれる。
気をつけたい傾き:腰が重くなり、変化の波に乗り遅れる傾きがある。

日主 己(つちのと)・田畑

作物を育てる田畑の土にたとえられる日主。面倒見がよく、人や物事をじっくり育てることに喜びを感じる。多くを受け入れる柔軟さがあり、実務を着実に回していく堅実さも持ち合わせる。細やかな配慮が信頼につながりやすい。

向くこと:年下の人の成長や身近な人の長期的な支えで、力を育てていける。
気をつけたい傾き:あれこれ抱え込み、判断に迷いが出る傾きがある。

日主 庚(かのえ)・鋼

鍛えられた鋼や刀にたとえられる日主。決断力と行動力があり、白黒をはっきりさせて前に進む。困難に向き合うほど磨かれ、強さを増していくタイプで、義理堅く仲間を守ろうとする。改革や立て直しの場で頼られやすい。

向くこと:難局の判断や改革の推進で、決断力が生きる。
気をつけたい傾き:言葉が鋭くなり、相手を構えさせる傾きがある。

日主 辛(かのと)・宝石

磨かれて輝く宝石や貴金属にたとえられる日主。美意識が高く、繊細な感性で質の良いものを見分ける。人に磨かれることで輝きを増し、洗練された仕事ぶりで一目置かれやすい。プライドの高さが丁寧な仕上げへの原動力になる。

向くこと:品質やデザインへのこだわりで、仕事の完成度を上げる。
気をつけたい傾き:傷つくことを恐れて、慎重になりすぎる傾きがある。

日主 壬(みずのえ)・大海

悠々と流れる大河や大海にたとえられる日主。スケールの大きな発想と行動力を持ち、自由に動き回るほど力を発揮する。多くの人や情報を受けとめる器があり、流れを読む知恵に長けていて、状況の変化にも柔軟に対応できる。

向くこと:大きな構想や広い人脈を生かし、流れをつくる役に向く。
気をつけたい傾き:気分の流れに任せ、細部の詰めが甘くなる傾きがある。

日主 癸(みずのと)・雨露

大地をうるおす雨や露にたとえられる日主。静かで思慮深く、周りの気持ちに寄り添いながら支える力がある。表に出るより内側から物事を育てるのが得意で、知性と直感の両方を生かして流れを整え、人の力を引き出していく。

向くこと:裏方の支援や緻密な下準備で、チームを支えられる。
気をつけたい傾き:考えすぎて不安をふくらませ、動きが止まる傾きがある。

よくある質問

日主と日干は同じですか?

同じものです。日柱の天干を「日主」「日干」「我(が)」と呼びます。

日主だけで性格はわかりますか?

日主は命式の中心ですが、他の干支との関係(十神・強弱・格)で読みが変わります。当サイトでは日主を入口にし、十神の分布で補っています。

出生時刻がわからなくても出せますか?

日主は生年月日だけで出せます。時柱(時刻の干支)だけが不明になります。

出典・参考

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