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天赦日(てんしゃにち)とは — 意味・決め方・今年の日付

天赦日(てんしゃにち)とは、暦の「選日(せんじつ)」の一つで、天が万物の罪を赦す日=何を始めても差し支えないとされる、暦注のなかで最上の吉日です。季節と日の干支の組み合わせで決まるため、年に5〜6回しかありません。

天赦日の決め方(計算式)

その日が属する季節(二十四節気で区切る)と、日の干支(60日で一巡)で決まります。

季節期間天赦日になる干支
春立春〜立夏の前日戊寅(つちのえとら)
夏立夏〜立秋の前日甲午(きのえうま)
秋立秋〜立冬の前日戊申(つちのえさる)
冬立冬〜立春の前日甲子(きのえね)

干支は60日周期なので、約90日の各季節に該当の干支が1回か2回まわってきます。これが「年5〜6回」の理由です。

当サイトの計算:季節の境(立春・立夏・立秋・立冬)は astronomy-engine で日本時間の節入り時刻を求め、日の干支は lunar-python で求めています。2025〜2027年の1,095日について公開の暦データと突き合わせ、天赦日・一粒万倍日・六曜・日干支が全日一致することを確認しました(計算の典拠)。

2026年の天赦日は6回・次は10月1日(木)

日付干支六曜重なる選日
3月5日(木)戊寅大安一粒万倍日と重なる
5月4日(月)戊寅友引
5月20日(水)甲午先勝・不成就日
7月19日(日)甲午大安一粒万倍日と重なる・不成就日
10月1日(木)戊申仏滅一粒万倍日と重なる
12月16日(水)甲子赤口一粒万倍日と重なる

2026年の吉日一覧(一粒万倍日・不成就日・寅の日・巳の日・新月満月も)/2027年

天赦日の使い方

  • 新しく始めることに向くとされます。開店・開業、入籍、引っ越し、財布の新調、習いごとの開始、口座の開設など。
  • 六曜(大安・仏滅)と違って時間帯の区別はなく、一日を通して吉とされます。仏滅と重なっても天赦日を優先する考え方が一般的です。
  • 一粒万倍日と重なる日は「最強開運日」と呼ばれ、年に1〜3回。不成就日と重なった場合の優劣に公式の決まりはありません。当サイトは両方を表示し、判断は読む人に委ねています。
  • 当サイトの立場:暦は「当たる/当たらない」ではなく、決めごとの日取りを置く判断材料として使うものです。決めたことを答えあわせノートに残し、後から振り返る使い方をすすめています。

よくある質問

天赦日に避けたほうがいいことはありますか?

特にないとされています。天赦日は「百神が天に昇り、万物の罪を赦す日」という由来から、何をしてもよい日と読まれてきました。

天赦日と仏滅が重なったらどちらを優先しますか?

決まりはありませんが、天赦日を優先する考え方が一般的です。六曜は江戸末期以降に広まった比較的新しい暦注で、天赦日はそれより古い選日です。

天赦日は毎年同じ日ですか?

違います。日の干支が60日周期で動くため、年ごとに日付が変わります。年間5回の年と6回の年があります。

「てんしゃにち」「てんしゃび」どちらが正しい?

どちらも使われます。当サイトは「てんしゃにち」と読んでいます。

出典・参考

関連:一粒万倍日・不成就日・六曜・今年の吉日一覧